UNIXの生い立ち

 ベル研究所、GE、MITによる汎用OS開発で生まれたのが、Multicsです。この開発者の一人のKen Thompsonが、1969年にDECのミニコンPDP-7に小さなファイルシステムを作成したのがはじまりといわれます。ThompsonはPDP-7のためのアセンブラをその度に書くのが不便なので、プログラミングのための高水準言語Bを開発しました。
 その後Dennis Ritchieが、B言語に手を加えてC言語を作り、UNIXの全てをC言語で書き直しました。C言語という機種に依存しない言語でOSが書かれているので、移植性がよく様々な機種に移植できるのもUNIXの特徴です。 戻る