言葉を使う道具
- 英文タイプライターの発明
英語圏では高い普及率.事務,契約,下書き,清書・・・
インデックス型(ダイモテーブ,和文タイプ)
キーボード型 プラインドタッチ法の発明、キーボードタイプの普及
契約社会のアメリカでは早くから事務所で普及
- コンピユータの発明
数字入カ(機械語)一英語の入カ(プログラム)、これによりタイプライター・キーボード入カが標準。キーポードはコンビユータとも早い時期から接続
- 日本語のタイプライター
【ローマ字表記】
タイプライターに向いているが,なじみにくい.
【カナ表記】
漢字の間題点をなくすために,カナだけで日本語を表記する運動(山下芳太郎1871〜1923)
- 漢字の間題点
種類が多い,同音意義語が多い,コンピュータの事務機器にのらない。送りがなが一定していない.
- カナ・タイプライターの開発
伊藤忠兵衛(1886〜1973)、1961年から伊藤忠商事での経営合理化と事務能率向上のために機械化を促進し,カナ文字とカナタイプを採用.コンピュータの導入によりアルファペットの代わりにカナを一早く利用,この時からカナ入カが一般に普及した.
昭和40年代
漢字を処理する専用のコンピユータシステム出現.
昭和53年
ビジネスショーでオフィス用の小型コンピュータの分野でも漢字伝票の出力する装置が現れる.しかし,日本語の処理システムは,和文タイプライターと同じであり,オフィスの事務文書にはとても広がるものではなかった.