標準CDの作り方
http://allabout.co.jp/computer/macos/closeup/CU20070220A/
■「ディスク作成フォルダ」によるディスク作成
Mac OS X 10.4 の Finder、ファイルの下に「新規ディスク作成フォルダ」という機能があり、
CD・DVDの作成機能を持つMacでCDまたはDVDのデータディスクを作成できます。
「ディスク作成フォルダ」にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすると、実体がコピー
されるのではなく、ファイルやフォルダへのリンク(エイリアス)が配置されます。
CD作成用に余分なファイルコピー作業を行う必要がなく、ハードディスクの容量も節約できて、
なかなか便利。
作成したディスクは「ハイブリッド」フォーマットになっているので、MacでもWindowsでも
読むことができます。
※ディスクには HFS+、ISO-9660(Rock Ridge 拡張付き)、および Joliet(Rock Ridge 拡張
付き)の各ファイルシステムが含まれます。
■その他
ディスクユーティリティによるディスクイメージ作成
アプリケーション/ユーティリティ にある「ディスクユーティリティ」を利用すれば、
「ディスクイメージ」を作成できます。
できるだけメディアの容量ぎりぎりまで利用したい場合は、そのサイズで固定したディスク
イメージを作成して作業するほうが便利です。
ディスクイメージを新規作成するには、ディスクユーティリティの「ファイル - 新規 - 空の
ディスクイメージ…」を使います。
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サイズや暗号化の有無、フォーマットを選択して(作成)をクリックすると、ディスクイメージ
が作成されます
ディスクイメージとは、ファイルを一つのディスクのように扱うことのできるもので、Macの
世界ではソフトウェアの配布形態でよく使われている「.dmg」という拡張子がついているファ
イルがその代表例です。
パスワードを設定して暗号化できるため、例えば共有しているサーバー上に見られたくないデー
タを格納する用途にも使えるでしょう。
CDまたはDVDを複製するためのディスクイメージ作成
CDまたはDVDを複製したディスクイメージを作成するには、まずディスクをMacに挿入し、ディ
スクユーティリティを起動します。
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diskからのディスクイメージ作成は、CD-ROMのバックアップとしても便利(※音楽CDや映画
DVDなどからは作成できません)
挿入したディスクを選択した状態にして「ファイル - 新規 - disk??からのディスクイメージ…」
(??は装置によって異なる)を実行、イメージフォーマットを「DVD/CD マスター」にして
(保存)を実行。
ここで、作成されたディスクイメージを選択して、「イメージ - ディスクを作成…」を実行し、
ディスクイメージファイルを選択すれば、後はブランクのメディアを挿入すればOK。
ちなみに、この操作で作成されるディスクイメージの拡張子を「.cdr」から「.iso」に書き換え
れば、そのままISOイメージとして使うことが可能です。
ParallelsやVMwareではこのISOイメージをそのまま仮想ディスクとして扱えるため、これらの
仮想マシンでWindowsを利用している人は覚えておきましょう。
ディスクイメージをWindows向けのフォーマットにする
ディスクユーティリティの「ファイル - 新規 - 空のディスクイメージ…」で作成されるディスク
イメージは、Mac OS 拡張フォーマットであるため、そのままのCD/DVDを作成しても、
Windowsでは読めません。
Windowsも読める形式にするには、ディスクイメージをMS-DOS形式でフォーマットし、イメージ
変換を行う必要があります。
<ディスクイメージのフォーマット変更方法>
1.左側に表示されたディスクイメージファイルをダブルクリックしてマウントします。
左側に変更対象のディスクイメージがない場合は、Finderからドラッグ&ドロップして貼付けて
ください。
2.ディスクイメージがドライブとしてマウントされているのを確認したら、ディスクユーティリ
ティの画面を選択して、右側のタブから「パーティション」を開きます。
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選択方法によっては、このようにボタンが並ばないので、ディスクメージをマウントして、イメー
ジファイルを選択します
3.(オプション…)を押して、「マスター・ブート・レコード」を選択
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マスター・ブート・レコードを選択した後、フォーマットもMS-DOS ファイルシステム に変更す
るのを忘れずに!
4.フォーマットを「MS-DOS ファイルシステム」に変更し、(パーディションを作成)をクリック
してフォーマットします。
5.さらに、「イメージ - 変換…」を実行して、イメージフォーマットを「DVD/CD マスター」にし、
ディスクに書き込みすれば、Windows環境でも使える“ユニバーサルディスクフォーマット”(UDF)
で作成されます。