BL14B1で二重露光法を行うためのツール

  1. 相互相関アルゴリズムによるツール ImageJマクロ,DEM_cc.f90など必要なプログラムが圧縮されています.

前処理

  1. P1, P2 のフォルダーを用意する.
  2. RawData から該当の img i.txt を対応するフォルダーにコピーする.
  3. make image.f90 を使い,該当の img i.txt を重ね合わせて,x i.txt を作成する.
  4. この x i.txt が,それぞれ P1, P2 に用意され同じ番号 i で処理されるので,番号 i の対応が一致するよ うに注意する.
  5. x i.txt ができたら,Fiji のマクロ make stack.ijm を使い,x i.txt の回折像を確認する. 作業ディレクトリー data, tif のフォルダーを作成し img および*.tif をそれぞれのフォルダーに保存する.

DEM_ccによる処理

  1. 測定領域 (例えば,A1) の下にフォルダー targetP1 および targetP2 を作成する.
  2. フォルダー targetP1 および targetP2 にそれぞれのデータ・ファイル群 x i.txt を移動する.
  3. DEM cc.f90 と cc fit.bat を用意しておく.
  4. 実験データ用の条件変数 例
    L0=500, L=500, x0=105.368, y0=133.254, x02=199.902,y02=113.810,
    m=200, n=190, P1h=83, P2h=166, r1s=80, r1e=84.0, pb=6.0
  5. DEM ccz を起動してデータを処理する.
  6. 最初は積分領域を決定するので,x 1.txt のみについて処理すること,条件が固まったら,あとは一括処理をする
  7. 原則バックグラウンド (BG) は除去しない.条件が決まったら必要に応じて,積分範囲と BG 除去してもよい.
  8. DEM cc.f90 で作成された x1 i.txt およびx2 i.txt は,前述の Fiji マクロ make stack.ijm を使って stackを作成できる.
  9. 同様に ccci.pdf のスタック作成も make stack.ijm に用意されている.pdf のスタックを見て処理結果を確認する.